高校生活花の三大行事である文化祭でpe●fumeのシークレット・シークレットをそっくりそのまま模倣することになったわたしですが、 ステージのある体育館はどうやら大盛況!超満員!なんたって今日まで学校中に貼り付けまくったポスターの謳い文句は 「ミニスカートのおにゃのこは好きですか…?〜ポロリがあったら助けてネご主人様〜」だもんねぇ…男ってわかりやすいなー ガハハハハ!なんて思いながら歌って踊って本番を終えた。案の定観客の男子高校生の皆さんは大盛り上がり。なんだか楽しくなって ウインクとかしてしまった。最初はやる気がなかった(むしろ強制でやらされた)のに、衣装に マイクまで用意されちゃうとなかなか麻薬に似た陶酔感があるもんだ。そんなことを考えて体育館のステージ裏に戻ると、 ちょうど次の出し物で光GE●JIをやるクラスメイトの赤川・清水・横田・黛・百池の待機5人組とばったり遭遇! うわーもうほんと最悪だよほんとやなんだよこの連中。そもそもお前ら光GE●JIを間違えてるよ。焼けた肌にサングラスはR●TS&STARだろ! 光GE●JIがどの曲でそんな格好してたんだよ何枚目のシングルだよ!?清水百池あたりはまだしも、赤川横田はもうネタだ。 黛なんてどうしてこの場にいるのかわからない。安易に履かれた足元のローラースケートが光る。 「いよう!いやーなかなか良かったぜ!おっ勃ちそうでした!」 「特にあの"足りないよキミを知ーりたいの♪"の"知ーりたいの♪"で指折り数える振付けが気に入った。指舐めていい?」 「やはりミスコン1位は伊達じゃないですね。とっとと僕と付き合えばいいのに」 「文系硬派どこいった。あーもう最低だよ。台無しだよ。返せよわたしの高揚感を」 「ははは。高揚感ならいつだってオレが味わわせてやんのに。体で」 「死ねよ歩く猥褻物。何が味わわせてだよ頼むからローラースケートに轢き殺されて死んでくんない?」 「やー、オレが死んだら世の中の女の子が悲しむだろ。特にとか泣かせたくないし」 「どっから沸いて出たその自信!!泣かないよー!泣いたとしてもそれは嬉し泣きだよー!」 「またまたぁ。今日のダンスもオレにウインク飛ばしてたくせに」 「百池くん、あのウインクはキミにではなくて僕にですよ」 「いやいやあれはオレに向けてだったよ。なぁ?」 「うわぁ…もうアレだわ。ライブとか行って目が合ったとか言う勘違いタイプだわこれは」 「バッカちげぇよ!あれはオレにだよ。じゃなきゃ股間がこんなに反応するわけないだろ!」 「どうなんですかさん」 「くだらない張り合いにわたしを巻き込まないで下さいそして清水は死ね」 「ぼ、僕も前のほうで見てたけど、きょきょ今日のパンツすっごく可愛ry」 「赤川の顔でその発言は本当に引くわ。ただただ引くわ」 「はぁ!?なんだよ赤川テメェ、何抜け駆けしてのパンツ見てんだよ!!オレにも見せろ!!」 「じゃあオレにも見せろ!Tバックだったんだろうなオイ!?」 「じゃあってなんだよついでか。つーか横田おまえそれが第一声ってどうかと思う」 「ファンシーな苺のパンツでした」 「黛シレッと答えないように。ねえこの会話終わりにしない?むしろ君たち人生終わりにしない?そうしない?」 「が抱かせてくれるっていうなら」 「ははは破廉恥だなぁ百池は!!!教育的指導!!」 「鼻血を拭け。そして目の前から消えてなくなれ」 「そうだそうだ。僕だってまだ君のピーとかピーーを知り尽くしてないぞー」 「あ、バカ王子」 「ほんとだ。いつからいたんだ?」 「ずっといたってば」 「どさくさに紛れて一番厄介な変態入ってきた!!!」 「む、僕が変態だって?褒め言葉でしかない」 「王子もさんのダンスを見に来てたんですね」 「違うよ黛。ダンスではなくのミニスカートからのぞくポロリを期待して来たんだよ」 「あぁポロリをね。大事だよなポロリって」 「ミニスカートからのぞくポロリってなんかイヤらしい響きだな。おっぱいじゃねえのかよ!みたいな」 「話し広げんなよ帰れよ宇宙人ーーーなんで地球によりによって日本に降り立ったんだよちくしょーー!!!!」 「これでも一惑星の王子だぞ。口を慎…あいや、やっぱり口を大きく開けて 「王子は王子でもその名に恥じない馬鹿だけどな。てことで、 「あ"ーーーー!!!!!!あ"あ"ーーーーーーーっっ!!!!!!」(※耳を塞いでいます) 「ったく、お前らのことになるとすぐそっちに持ってきやがって。、オレの方が期待に沿ったマグナム加減だぜ」 「あ"ーーーー!!!!!!あ"あ"ーーーーーーーっっ!!!!!!」(※耳を塞いでいます) 「お前ら下品だなぁ。女の子は大きさよりテクニックだろー?はどの体位が好き?」 「た、体位ぃいいいいいいい!!!!?」 「うるせーぞ赤川。純情ぶってんじゃねえ」 「あ、それ気になる。オレとしては騎乗位とかよりオレがガッツリを責めたい」 「あ"ーーーー!!!!!!あ"あ"ーーーーーーーっっ!!!!!!」(※耳を塞いでいます) 「わっかる!!でも胸で挟んでくれてもイイかなオレは…」 「あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"ーーーーーーーっっ!!!!!!」(※耳を塞いでいます) 「キミたちまったくわかっていないな。体位だけが全てじゃない。言葉責めという世界があってだな」 「こ、言葉責めぇえええええ!!!!?」 「だからうるせぇよ赤川。鼻血出すぎで死ぬぞ」 「うーん。わからないでもない。王子と気が合うのは癪ですが」 「おお、さすが文系硬派。言葉でを責めたてるわけか」 「なに納得してんの死ねばいいのに」 「羞恥心を感じさせるのがポイントですよね。特にさんみたいな強がりな女性にはM気質が多いと聞きますし」 「黛とは趣味が合いそうだ」 「ふんふん…言葉責めね。勉強になります」 「まったくなりません無駄です。あなたたちの人生はこの世界で最も無駄です。再確認しました」 「でもよ、言葉責めったってどうすりゃいいんだ?」 「横田テメェふざけんなよぉおおおお何素知らぬ顔で話題続けてんだよぉおおおお」 「どうして欲しいかはっきり言わせるわけです」 「黛も対応しなくていいから」 「はっきり言わせるって…"挿れてほしいならどうすんだったっけ?"みてえな?」 「それに対してが"いやっ…おねが…いじわるしないでぇ…っ"となるわけね。…ヤバイなそれ」 「興奮する」 「ここここ興奮、す、r……」バターーーーン!!!! 「赤川が倒れた!!!!」 「一生倒れてろ!!いやむしろお前らもな!!!」 「何言ってんだよ、Mのくせに」 「いつからそうなった!!!巻き込まないでもらえます頼むから!!」 「がドMなら僕はドSにもなれる!」 「聞いてた?一行前のわたしの台詞聞いてたねえ?全然かっこよくないからねそんな台詞」 「もしかしたら誘い受け的なジャンルかもしれない」 「さ、誘い受けぇえええええええ!!!!?」 「あ、起きた」 「黙れよ赤川、殺すぞ」(※ついに横田がブチ切れたようです☆) 「わかるわかる。だってオレ毎日誘われてる気がしてならねえもん。 「あ"ーーーー!!!!!!あ"あ"ーーーーーーーっっ!!!!!!」(※耳を塞いでいます) 「つまり、日頃のさんの行動は僕たちを挑発していると」 「な、なるほど…!キミたちにしては優秀な仮説だ。どうだろう。仮説を定説にするためにこれから僕と 「何がなるほどだ目を見開くな。人差し指を立てるな。そして頼むから存在を全力で全否定させろ」 打ち砕かれたわたしの花の高校生活!返せ!今すぐに返せ!このあと彼らのRATS&STARと勘違いしている光GENJIは女子高校生の皆さんの われんばかりの声援を受けて体育館が沸騰しそうでした!「きゃー!清水くーん!」「百池くんかっこいいー!」そんな声が 聞こえるたびに体育館を壊したくなったのは言うまでもないよね!なんでこんなのがモテるのかわかりません!わかりたくもありません! 早くみんなに本性を伝えて一刻も早く真実に気付かせてあげることがわたしの使命ですね!頑張れ!取り戻せ平穏な日々!ま、何はともあれ文化祭一日目も無事に終了!あとはこいつら全員 私を泣かせる為にある話 ★出演者のみなさんありがとうございました! …★ 王子…★ 赤川…★ 清水…★ 横田…★ 黛…★ 百池…★ |